FIDRカフェ~カンボジア駐在スタッフと話そう~を開催しました
1月16日、東京・御茶ノ水にて、FIDRカフェ~カンボジア駐在スタッフと話そう~を開催し、カンボジア小児外科支援プロジェクト担当の佐伯と、コンポンチュナン州農村開発プロジェクト担当の杉田が、現地での活動や、国際協力を仕事とするに至った経緯などをお話ししました。
まず、佐伯からは「小児外科支援プロジェクト」の拠点となっているカンボジア北東部のクラチェ州病院で、院内にごみが散乱するなど不衛生な環境の中で患者が入院していたり、大都市の病院に搬送する必要がある患者が救急車で出発するのに何時間もかかってしまったりする現実について写真を用いて説明をしました。
杉田からは、大学時代から開発途上国へ出かけたり、一般企業で営業の経験を積み、大学院で社会開発を学んだりするなど、国際協力を志すためにどのようにキャリアを積んできたかについてお話しました。
併せて、それぞれのプロジェクトを進める中で大変なことや、現地で心を動かされたエピソード、今後どのようなキャリアを積んでいくのかなど、参加者からの質問に回答する形で共有しました。
時折笑いも起こる楽しい雰囲気の中、参加者は二人の話に終始熱心に耳を傾けてくださいました。
「将来、国際協力をしたいと思っていても、生活している中でそれを忘れてしまうことがあり、お二人のお話はとても共感できました。常に自分の思いを確認することと、覚悟をもつ事についてのお話を大切に生活していきたいです。」
「実際に活動されている方々のお話はどれも日本では想像できない点をついていて、新たな発見がたくさんありました。キャリアについても普段なかなか聞くことができない貴重な情報でした。」
「今後のキャリアについてちょうど考えていた時であったため、お二人のキャリアについてお話を聞けたのはとても良かったです。」
「お二人のお話を聞いて、よりカンボジアが好きになり、何かしたいという気持ちが一層強まりました。」
など、たくさんのご感想をいただきました。
また、来年度もFIDRスタッフと様々なテーマで国際協力について話しをする「FIDRカフェ」を実施していきますので、ぜひご参加ください。