FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

ベトナム国ソンラ省コーヒー産地におけるコミュニティー開発プロジェクト
2021年9月24日

ベトナムで開始する新事業のオンラインワークショップが開催されました

ベトナムの「ソンラ省コーヒー産地におけるコミュニティー開発プロジェクト」の開始に向けて、9月10日にキックオフワークショップが開催されました。

当日は、日本からイオン株式会社及びサプライチェーンの関連企業の代表者、ベトナムから協力機関であるタイバック大学の学長及びプロジェクト担当者、現地の行政局、農家代表及びメディア関係者等の約70名以上がオンラインで参加し、プロジェクトの目標や活動を関係者で共有・確認し、今後事業を展開する際の協力関係を促進しました。

FIDRは、長年にわたりベトナム中部で実践してきた農村開発と生活改善の経験を活かし、関係者との協働のもと、コーヒー生産農家一人ひとりの生活がより良いものになるよう、活動を行っていきます。

当日の参加者の記念写真

オンラインで開催することにより、直接農家の声を聞くこともできました。

2021年8月18日

プロジェクト開始前にベトナムのソンラ省で調査を行いました

FIDRはべトナム北西部のソンラ省で、イオン株式会社が持続可能なコーヒーの調達のために実施している「サステナブル・コーヒー・プロジェクト」に参画しています。
プロジェクトの開始に向けて、FIDRスタッフは初めてソンラ省を訪問し、人々の生活や伝統文化、主要な生計手段である農業、そしてコーヒーの生産や流通などの状況ついて幅広い調査を行いました。

コーヒー栽培の様子

ソンラ省は、ベトナムで最も貧しい省の一つで、首都ハノイから北西に7時間程の距離に位置しています。高原から山岳地に向かう道中で、山々の美しい景観や、杏、梅、マンゴー、リュウガン、そして丘を覆うように栽培されているコーヒーなど多様な農産物が人々を魅了します。この地域では、高地でしか育たず、香りが良くて味わい深い、アラビカ種のカティモールコーヒーも栽培されています。


ソンラ省では、1994年から本格的に政府の補助金によってコーヒー栽培が始まって以来、コーヒー栽培農家の数、栽培面積ともに急激に増加しています。現在、コーヒーの主要産地であるソンラ市、マイソン郡、トゥアンチャウ郡では、ほとんどの住民が自分のコーヒー農園を持っています。

今回の調査で、住民にコーヒーの栽培状況や生活、コミュニティなどについて聞いたところ、家庭の不安定な収入、コーヒーの不安定な価格、異常気象の影響、肥料や農薬の高い費用の投入等の課題を抱えていることが分かりました。彼らは今後、技術や課題をお互いに共有できる場を設け、一緒に状況を改善していきたいと考えています。彼らのユニークな伝統文化を守りつつも、家庭の生活改善や低投入型農業の推進等、人々の生活安定や地域経済の発展に寄与できるよう、FIDRはイオン株式会社と現地の関係者とともに活動を進めていきます。

コーヒー農家との話し合いの様子

この地域のシンボルであるピエウ・スカーフを見せるタイ族の女性(タイ族はソンラ省に暮らしているコーヒー農家の多くを占める少数民族です)

2021年2月4日

FIDRは、イオン株式会社が実施する、ベトナムのソンラ省における「サステナブル・コーヒー・プロジェクト」に参画します

サステナブル・コーヒー・プロジェクト

FIDRは、ベトナム北西部に位置するソンラ省においてイオン株式会社が実施する「サステナブル・コーヒー・プロジェクト」に参画することになりました。

ソンラ省はベトナムの首都ハノイから北西に約320キロに位置しています。ベトナムのコーヒー生産量は世界2位であり、同省はその主要産地のひとつですが、多くの少数民族が暮らす貧困地域としても知られています。

イオン株式会社は、自然資源の持続可能性と事業活動の継続的な発展との両立を目指した取り組みを実施しています。そのひとつとして、プライベートブランドで販売するすべてのコーヒーを、環境のみならず、生産者にもやさしいものに変換するという目標を打ち出し、当プロジェクトを開始しました。

FIDRは、長年、ベトナム中部地域の少数民族に対する地域開発支援を行ってきた経験を活かし、同社のパートナーとして、コーヒー生産者への農業技術支援をはじめ、生産地に暮らす住民の生活向上の支援に取り組んでまいります。

プロジェクトに関するイオン株式会社のウェブサイトは下記のリンクからご覧ください。
https://www.aeon.info/sustainability/coffee/