FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

スタッフブログ

2014年10月23日 更新担当者:那須野

はてさてプレミアがつく日は来るのだろうか?

はてさてプレミアがつく日は来るのだろうか?

久しぶりにカンボジアへ出張することになり、荷物の整理をしていたときに部屋の中で見つけたカンボジアのリエル紙幣。カンボジアでは米ドルが広く流通しており、短期の出張であれば、リエルに両替する必要はない。ちょうどよいと今回の出張に持参した。

ところが、現地で水を購入する際に出した2000リエル札(約50円)を見た店員に「それ、2000リエル札じゃないから使えないよ」と言われ、びっくり!「数字は合っているのになぜ?」と思ったが、店員が見せてくれた2000リエル札と見比べてみるとたしかにデザインが違う。仕方なく米ドルで払おうとしたら「やっぱり、それでいいよ。僕、こんなの見たことないからとっておく」と言われ、またまたびっくり!

事務所でカンボジア人スタッフたちに私の部屋で箪笥貯金になっていた何種類かのリエル札を見せたら皆珍しがったので何が違うのか改めて見比べてみた。箪笥貯金の500リエル札は1990年代に造幣されたもので、今回手に入れたものは2004年発行だった。以前の紙幣の絵柄は農村の田んぼで働いている人たちであったのが、2004年発行の紙幣ではスポーツカーらしき車がコンクリート製の橋を渡っている絵柄になっていた!こんなところにも国の発展が現れているのだなあ。

昔の紙幣を皆があまりにも珍しがったので、私の中で妄想がふくらんだ「あと何年か持っていたら、このリエル札にプレミアがつくのだろうか。ふふふ、使わないで持っておこう」。


<写真:1990年代発行の紙幣(上)と2004年発行の紙幣(下)>

2014年07月15日 更新担当者:沖山

ウイを食べに来ませんか?

ウイを食べに来ませんか?

今の時期、プロジェクト実施地域であるカトゥー族の村を日中訪問しても人に会うことはできません。昼間なのに、ほとんどの家の窓や入り口が閉まっていて、物音も聞こえず閑散としています。みんなでどこかに出かけてしまっているようです。どこに行ってしまったのでしょうか......はて???

実は、森に自生する不思議な木の実「ウイ」の収穫をしているのです。

ウイは一見、どんぐりの表皮を皺くちゃにしたような風貌をしています。これを水につけて15分くらい待つと、あーら不思議。表面の皮がめくれて、中からニュルニュルッとした茶色い寒天のようなものがでてきて全体が大きく膨らみます。あまりにも大きく膨れるので、日本では「莫大海」と呼ばれているようです。

多くの日本人にはあまり馴染みのないウイの実ですが、殺菌作用があるため、料亭などでは刺身のつまみとして添えられることがあるようです。カトゥー族の昔ながらの食べ方は、砂糖をまぶした氷と混ぜて、ひんやりとした甘いデザートとして食べています。


ウイの不思議な点はもうひとつ。カトゥー族の人たちによると、ウイの実の収獲は4年に一度しかできないそうです。今年はその4年に一度のウイの収穫年にあたります。

この年にはウイを買い求めに海外からも商人がやってくるため、それに合わせてカトゥー族が一斉にウイの実を収穫に行きます。一日の収獲量は、一人当たり約70ドル近くにもなるため、ウイの収獲は彼らの貴重な収入源となっています。

カトゥー族のツアーでも、昼食後のデザートとしてウイの実を出すことがときどきあります。将来的にはお土産品として販売することを検討しています。みなさん、是非ツアーに参加して、この不思議な実を食べてみませんか?

ベトナム少数民族地域活性化のための観光開発
「カトゥー族ツアー」に関してはこちら

2014年07月01日 更新担当者:沖山

Xさんからの手紙

Xさんからの手紙

6月初旬、「ダーディン郡地域総合開発プロジェクト」では、3日に分けてダーディン郡で活躍する地域リーダーたちに向けての技術研修を実施しました。

一言でダーディン郡といってもかなり広い地域であるため、集まったメンバーはお互い初めて見る顔ばかり。そこで、お互いの交流を深めるために「Xさんからの手紙」というゲームを行いました。
ルールは、初日にくじ引きで決めておいた「誰かさん」を3日間よく観察し、その人のよいところを見つけて感謝の手紙を書き、最終日に手紙を本人の前で読み上げるというもの。最終日まで、誰が自分のことを手紙に書いているのかわかりません。

殆どの参加者は、手紙を書くことは初めてです。ましてや感謝の手紙を書くことはなおさら。中には字を書けない人もいましたが、周りの人に教わりながら一生懸命書いていました。

そして迎えた最終日。みんなとても嬉しそうに感謝の手紙を渡し合いました。中には笑顔と共に、涙を浮かべながら手紙を受け取る人も見受けられます。

私もそのゲームに混ぜてもらい、紙一杯に書かれた感謝の手紙をもらいました。

ネパール語が全く読めなくても、彼女の気持ちが十分に伝わってくるほど紙一杯に書かれたこの手紙、いつか読めるようになるまで、大切にしまっておこうと思います。

2014年05月28日 更新担当者:澤村

カンボジアの携帯事情

カンボジアの携帯事情

『ラララーラ ラララーラ ラララーラーラー』
1度聞いたら頭を離れない着信メロディが、今日もどこかから聞こえてきました。


「ご飯」「お昼寝」「バイク」そして「携帯電話」
これらは全て、カンボジア人の生活に欠かせないものです。

カンボジアでは、携帯電話は生活の中に深く浸透しています。それはプノンペンのような都会はもちろんのこと、電気の通っていないような田舎ですら同じです。

2013年におけるカンボジアの携帯電話普及率は105%と言われていますが、その一方で、安定的な電力供給を受けているのは都市部に住むわずか23%足らずという統計もあります。 都市部以外では、蓄電式のカーバッテリーに頼っている現状です。

しかしなぜ、こんなにもカンボジアに携帯電話が普及しているのか。その最大の理由は維持費の安さです。
カンボジアではプリペイド端末が主流ですので、初期費用を支払えば、あとは通話料だけで利用できます。また、本体は安いものだと千円程度からありますので、所得に関わらず、幅広い層で手軽に利用できるのです。

もちろん、新しい物好きの都会っ子の間では、日本同様スマートフォンが大人気。最新機種を持っていることは、かなりのステータスのようです。1人で2台から3台の携帯を使いこなすスタッフもいますが、よく混乱しないなと感心してしまいます。安価なプリペイト端末なので、複数台所有することも気軽にできるようですね。

「国が変われば 文化も変わる」
携帯電話1つとってみても その国の特性が少し垣間見られる気がします。


そして最後にもう1つ。
この国にはマナーモードという文化はまだあまりないようです。
会議中・打ち合わせ中でも携帯優先。もちろん大事な電話かもしれませんが・・・

2014年04月24日 更新担当者:石

岩手県陸前高田市の中学生が、東京事務所に来訪されました

岩手県陸前高田市の中学生が、東京事務所に来訪されました

4月15日、陸前高田市立高田東中学校の3年生10名が東京事務所を訪れ、中高生部活動サポートに対する感謝の意を伝えてくださいました。

同校は、2013年度に遠征試合や県大会出場の際に中高生部活動サポートを受けました。中でも野球部は昨年10月に開催された「第27回岩手県軟式新人野球大会」に出場し見事優勝するなど、各部ともに活躍されています。

今回は修学旅行の機会を利用して来訪されたとのこと。生徒さんはサポートへお礼を述べるとともに、FIDRの今後の活動へエールを送りました。また、生徒さんたちが震災から得た教訓を一枚のカードにまとめたものを頂戴しました。

このたびの訪問を受け、いつもは報告書や感想文から見知っていた生徒さんたちに直接お会いすることができ、嬉しく思いました。司会進行やエールなど役割を分担してこなす姿や、恥ずかしそうにしながらもキリッとエールを送る姿もとても素敵でした。

ご来訪くださったみなさん、ありがとうございました。
今後も同校の生徒さんのご活躍を心より祈念しております。

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