FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

熊本地震緊急援助

2016年4月14日(木)、熊本県中心部でM6.5の地震が発生しました。その後も余震が続き、4月16日にはM7.3の大きな地震に襲われました。その後も余震が続き、揺れの強かった熊本県、大分県などを中心に家屋の倒壊、土砂災害などの甚大な被害が多数確認され、多くの方が避難生活を余儀なくされております。

熊本地震の被害状況

(熊本県発表、5月20日時点)
死者
(関連死を含む)
住宅被害
(一部損壊を含む)
避難者
69人 80,460棟 9,838人

熊本県益城町

熊本県益城町

熊本県西原村

2017年4月14日

熊本地震から1年
益城町の園児たちにお菓子をプレゼントしました

益城町立第五保育所にて

この度FIDRは、益城町内の5つの保育所と2つの幼稚園に通う子どもたち約650人にお菓子をプレゼントしました。尚、このお菓子は、株式会社不二家が寄贈してくださったもので、配送のための仕分け作業では山崎製パン株式会社熊本工場の皆様にご協力いただきました。

赤い袋に入ったお菓子を配ると、子どもたちは袋に描かれているペコちゃんのような満面の笑みで受け取ってくれました。

益城町立第一保育所にて

子どもたちはたくさんのお菓子に大喜び。お菓子が詰まった袋を宝物のように抱えていました
左:益城町立第五保育所 右:益城町立第一保育所

仮設園舎での保育活動が続けられている第五保育所では、不自由な環境の中にも関わらず、園児たちは元気に遊びまわっており、お菓子を配布し始めるとひときわ大きな歓声が響き渡りました。

また、園舎の被災は免れ、今も同じ建物で保育活動が続けられている第一保育所ですが、地震の影響により、正面入り口は工事中であったり、隣接するアパートの解体工事が園庭の直ぐ隣で行われていたりと、まだまだ各場所で地震の爪痕が見受けられました。

復旧工事が行われている正門。臨時の出入口(左の緑のネット部分)を使用している(第一保育所)

園庭の隣では、アパートの解体作業が行われていました(第一保育所)

4月14日、熊本地震より1年が経過しました。益城町では、地震当初倒壊した家屋があった場所は更地になっていたり、修復・再建された自宅もみられるようになりました。しかし、まだブルーシートがかけられている屋根や、解体の順番を待つ家屋も見受けられます。

FIDRはこれまで、益城町の仮設団地へ洗濯機と冷蔵庫を支援したほか、同町の保育所へウッドデッキやテーブルなどの備品を支援しました。
町の復旧・復興にはまだ時間がかかりますが、今回の贈り物を通し、子どもたちが少しでも元気なって、一日一日を過ごしていけることを願っています。

再び巡ってきた桜の季節にも、解体作業が進められていました

2016年11月16日

益城町の仮設保育所にウッドデッキを寄贈しました

ウッドデッキを設置したことにより、子どもたちは安心して出入りできるようになりました

熊本県益城町では、熊本地震によりほとんどの保育所が被災しましたが、中でも益城町立第五保育所は敷地が崩落するなど被害が大きく、園舎の使用ができなくなりました。そのため9月から仮設園舎での保育を続けています。被災した園舎から運び出せたものは活用しながらも、プレハブ園舎で子どもたちが安全に過ごせる環境をつくることに先生方は苦慮されていました。

特に各保育室から屋外への出入口の段差が大きく、子どもたちの通園や活動に使用できずにいました。先生方や父兄のみなさんは日常の活動もさることながら、再び大きな地震が起きた際、子どもたちを避難させるのに、ここから子どもたちが出入りできないことに大きな不安を抱えていらっしゃいました。そこで、FIDRはウッドデッキを寄贈することにし、10月中旬に設置を完了しました。

設置後は安心して出入りができるようになっただけでなく、子どもたちの格好の遊び場にもなっています。

暖かい日には子どもたちの遊び場になっています

2016年7月22日

益城町の仮設住宅団地への家電製品の設置が完了しました

熊本地震の発生から3ヵ月が経過しましたが、今なお4,700人を超える方々が避難所での生活を余儀なくされています。県内では仮設住宅の建設が着々と進められています。

7月15日、FIDRは益城町「テクノ仮設団地」の216世帯への洗濯機と冷蔵庫の設置を完了しました。これらの家電製品には、入居される方々の仮設住宅での暮らしが少しでも心安らぐものとなるよう、そして地域の早期復興を願い、支援者の皆様に替わり応援メッセージを添えました。さらに、住民の孤立化を防ぎ、コミュニティーづくりにつなげるための集会施設「みんなの家」10棟にそれぞれ設置する冷蔵庫も搬入しました。なお、このたびの設置にあたっては、多くの関係企業のご協力をいただきました。

県内でも最大規模のテクノ仮設団地は、熊本空港の南側に位置し、516戸の仮設住宅が建設されています。町の中心部から離れているうえ、多くの住民にとっては元の生活圏から遠く、公共交通機関も利用しづらいなどの理由で、抽選に当たっても辞退する人が相次ぎました。この対策として、町の中心部と仮設団地を結ぶ新たなバス路線が設けられたほか、大手スーパーによる移動販売車の運行や仮設店舗の出店が決まったことなどから、2回目の募集には定員を超える応募がありました。FIDRの支援も、入居者の方々が新生活をスムーズに始められる一助となることが期待されます。

テクノ仮設団地への入居は17日から順次開始されました。

7月、益城町では記録的な大雨が続いた中で、仮設住宅の工事や団地内の道路整備などが行われました。

大雨の合間を縫って、迅速かつ丁寧に、各戸に冷蔵庫と洗濯機を搬入・設置しました

法人賛助会員である山崎製パン褐F本工場の社員の方々(右側のお二人)も応援に駆け付け、手際よく設置作業を進めてくださいました

設置が完了した冷蔵庫・洗濯機には、全国の皆様から寄せられた支援であることを示すために、FIDRシールを貼りました

入居者に不安なく使ってもらえるよう、最終確認もしっかり行いました

設置が完了した冷蔵庫と洗濯機。入居後すぐに使用していただけます

2016年6月17日

益城町へ家電製品を提供します

事務局長の岡田(左)より、西村博則町長に目録を贈呈しました(熊本県益城町役場にて)

FIDRは、熊本県益城町に建設される応急仮設住宅の入居者の方々へ家電製品(冷蔵庫226台、洗濯機216台)を支援します。 6月16日、岡田事務局長が益城町役場を訪問し、西村博則町長に支援物品の目録を贈呈しました。

町の半数近くの住宅が被害を受けた益城町では、9か所の応急仮設住宅団地の建設が計画されています。6月14日には先に完成した2か所の仮設住宅団地で入居が始まりました。 残りの7か所は順次完成する見通しで、FIDRは7月上旬に完成する予定の「益城町テクノ仮設団地(仮称)」にて新しい生活をスタートされる方々に冷蔵庫と洗濯機を提供します。

建設中の「益城町テクノ仮設団地(仮称)」

2016年4月21日

熊本地震への対応(被災地の状況)

4月19日(火)よりFIDRスタッフ2名が現地入りし、益城町、御船町、西原村、南阿蘇村の状況調査にあたりました。

倒壊家屋は活断層のラインに沿う形で集中しています(益城町)

各地で道路の亀裂が生じていますが、補修工事は急ピッチで進んでいます(益城町)

現地では目下、インフラの復旧が急ピッチで進められ、徐々に電気やガスなどが使えるようになっています。しかし、水道に関しては配水管の破損などにより回復する目途がたたず、食事、洗濯や入浴などで困難な状況がしばらく続くことになる地区もありました。

街中は車両通行止めの交通規制も減り、店舗も少しずつ開くようになってきました。家屋の倒壊・損壊によって家に戻れない方々、倒れた家財のために寝る場所がない方々、余震が続く中、不安を覚えられる方々、多くの方々が夜は避難所や車中で過ごされていました。

避難所以外にも、コンビニの駐車場などに集まり夜を過ごす様子も多くみられました(益城町)

避難所の担当者によると、集積場所に全国から集まった救援物資の仕分けや配布が進みだしたとのこと。

FIDRは、西原村の避難所のひとつである「村立にしはら保育園」に子どもたちのおむつやお菓子、飲料などを届けました。同保育園は施設の一部を避難所として開放していますが、保育も再開されていました。被害を受けた自宅の片づけや職場の復旧に追われる大人たちにとって、安心して子どもを預けられる保育園の存在は大きな励みになると感じました。

FIDRは、日に日に変化する現地の状況をとらえつつ、今後被災地の方々が真に必要とする支援に即応するよう、引き続き調査・分析を進めてまいります。

募金はコチラ→「熊本地震緊急援助募金」※募金は終了いたしました

2016年4月18日

【熊本地震】スタッフを派遣して調査開始
募金へのご協力をお願いします

※募金は終了いたしました

4月14日(木)に発生した熊本地震のため、国際開発救援財団(FIDR)は現地にスタッフを派遣して調査を開始します。

また、緊急援助募金の受付を開始しました。みなさまのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。
「熊本地震緊急援助募金」
※募金の方法は「クレジットカード」および「郵便局での払込み」となります

2016年4月15日

「平成28年熊本地震」について

4月14日午後9時26分ころ、熊本県で震度7を観測する強い地震が発生しました。その後も余震が続き、15日現在で9人の方が亡くなられたほか、負傷者が多数発生しています。

被害に遭われた方々へ、心よりお見舞い申し上げます。

国際開発救援財団(FIDR)は情報収集を開始し、支援の検討を行います。
今後の対応については追ってご報告いたします。