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イベント「ベトナム少数民族と話そう! ~マルシェ & 文化体験~」を開催しました

2024119日(土)、東京都千代田区において「ベトナム少数民族と話そう!~マルシェ&文化体験~」を開催し、40人以上の方がご来場くださいました。FIDR20年以上にわたり、中部山岳地域の少数民族と共に、地域開発を皮切りとして観光開発、地域おこしに取り組んできました。今回、この取り組みの中心メンバーら11名とFIDRベトナム事務所職員6名の総勢17名が来日し、イベントにいらした方々と交流しました。

本イベントには、参加者が少数民族の伝統文化を知ることができる「体験コーナー」、特産品の買物ができる「マルシェ」、少数民族やFIDRスタッフの話を聞くことができる「トークセッション」を設けました。

体験コーナーでは、参加者の方々が、カトゥー族の伝統織物作り、かご編み、カヨン族の生活用品であるほうき作りを体験し、少数民族の伝統文化や生活への理解を深めたようです。

また、「マルシェ」では、手工芸品をはじめとする現地の特産品の展示・販売が行われ、沢山の方々がお買い求めくださいました。

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ほうき作り体験

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かご編み体験

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カトゥー織体験

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特産品の展示・販売

「トークセッション」では、最初にベトナム事務所長の大槻が、ベトナム中部に暮らす少数民族との取り組みとその成果を、ビデオを交えながらお伝えしました。その後は、少数民族の皆さんとの質疑応答の時間となりました。長年活動を牽引してきたナムザン郡観光協会の会長や織物組合の代表の2人は、これまでチャレンジしてきたことや、達成できたこと、そしてこれから目指していきたいことについて話しました。ナムザン郡の観光局長は、行政として地域の活性化をサポートしてきたことを語り、他の少数民族の人々は日本で印象に残ってきたこと等を共有しました。さらに、FIDRベトナム事務所の職員は、20年間以上少数民族と共に活動してきた中で大切にしてきたことを話しました。

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トークセッションでは少数民族の皆さんが笑顔を交えながら発言しました

来場者からも、「伝統衣装はいつも着ているの?」「子どもたちはどんな遊びをしているの?」にはじまり、「村長として村を盛り上げるための工夫は?」「観光開発と持続的な地域の発展をどう両立させているの?」といった質問に至るまで、FIDRの事業活動や人々の暮らしへの深い関心に基づく問いをたくさんお寄せいただきました。

イベントの最後には、来場者の皆さん、少数民族の皆さん、FIDR職員が輪になって一緒にカトゥー族の伝統的なダンスを踊り、会場にいる皆さんが深い絆を感じ、感動的なひとときとなりました。

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この日の来場者と少数民族との交流の深まりは、彼らの自信と今後の地域おこしのモチベーションに繋がると期待されます。ご来場くださった皆さん、ボランティアに携わってくださった皆さん、ありがとうございました。

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