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ネパールで開かれた観光開発の国際会議に参加しました

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会議へ参加した各国の代表者たち

10月9日からネパール最大の観光地ポカラで開催された国際会議「第12回持続可能なツーリズム」にFIDRベトナム事務所から所長の大槻とオアン職員が参加しました。
「不確定な時代の観光開発」と題された本会議では、気候変動やコロナ禍をいかに乗り越えてきたかについて、20を超える国々から参加した研究者らにより共有された事例をもとに考察・議論されました。

唯一NGOとして参加したFIDRは、ベトナム中部クァンナム省ナムザン郡の山岳少数民族カトゥー族とともに取り組んできた地域主導型の「コミュニティ・ベースド・ツーリズム」を事例として紹介し、実践を通じた成果を共有しました。

FIDRの取り組みは研究者の高い関心を集め、意見交換を通じて観光開発における新たな概念やトレンドについても学ぶことができ、FIDRとカトゥー族にとって非常に有意義な機会となりました。特にFIDRの取り組みが注目を浴びた点は、地域の人々の自立性の高さ、また、自身の伝統文化やそれらをベースとするアイデンティティの認識度の高さです。それらの伝統文化の世代継承が着実に進んでいること等に対し、称賛を受けました。また、観光開発という分野での活動を通じて、地域のレジリエンスと言われる「困難をしなやかに乗り越え回復する力」が培われ、それらが地域力をさらに向上させていた、という点に関して高い評価を受け、興味深い事例として関心を集めました。

その他にも、観光地で必ず課題となるトイレ事情に関して、FIDRが推進するトイレや洗濯などができる多機能の衛生施設「マザーズ・スペース」について紹介すると、トイレ研究の第一人者からは、多くの国や地域でいまだに「汚れた場所」としてタブー視されているトイレを各世帯が手作りで設置し、ツアー客にも快く使用してもらっていることに感嘆の声が聞かれました。

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FIDRの取り組み事例を紹介するオアン職員(右奥)

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