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「伝統文化の保護と継承」国際会議でFIDRの活動事例を発表しました

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UNESCO 無形文化遺産国際情報ネットワークセンター(ICHCAP)及びシンガポールの国家遺産局(National Heritage Board)が共催する「伝統文化の保護と継承」の国際会議が8月30日から31日にかけてオンラインで開催され、ベトナム代表としてFIDRベトナム事務所のホア職員が登壇しました。同会議は、アジアを中心とした各国の代表が、無形文化遺産を次世代に継承していくために若者が果たす役割について、自らが携わる事例を共有しました。

ホア職員は、FIDRが長年ベトナム中部で少数民族とともに取り組んできた伝統織物の振興や観光開発における、伝統文化の継承と、若者の役割や活動への関わり方について発表しました。各世代が果たす役割が違うこと、また、若者を活動に巻き込むためには、無形文化の有形化や、明確なキャリアパスの提示、地域内でロールモデル形成が重要であると語りました。

発表後には、ホア職員に「伝統文化を継承していくにあたり若者とシニアの間にある考え方の違いをどう乗り越えたのか」という質問が寄せられました。それに対し、ホア職員は、若者とシニアが膝を突き合わせて話し合う機会を設けることと、時代とともに文化も変容する中で、残すべきコアとなる要素は何かを互いに共有することが大切だと述べました。

当日の様子はICHCAPのYoutubeでも配信されています。ホア職員の発表内容は1:04:35からご覧いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=9ZQkeXxVpmU&t=4750s

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