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【第四報】日本・感染予防の物資を病院と福祉関連施設に寄贈しました

新型コロナウイルスの1日も早い終息は、誰もが願っているところです。そのために保健医療や福祉の仕事に携わる方々は感染者の治療や未然に感染を防ぐために非常に重要な働きを担っておられます。

そうした現場の方々をぜひとも応援したいと、FIDR設立時からの法人賛助会員であるミヨシ油脂株式会社は、社員の皆様が募金を寄せてくださり、その全額をFIDRに託してくださいました。これを有効に使わせていただくべく、サージカルマスク3万枚と18ℓ缶入りアルコール消毒液352缶を調達して、都内の病院や福祉関連施設に届けることとしました。これらの物資は国内で極度に品不足となったため、医療や福祉の現場では大変に苦労されているとの事情を捉え、FIDRは業務用のみを扱っている事業者を通じて購入し、速やかに輸送しました。

マスクは、都立墨東病院(墨田区)に24,000枚、昭和大学病院(品川区)に6,000枚を寄贈しました。5月28日にミヨシ油脂株式会社の三木逸郎社長から都立墨東病院の筒井健治事務局長に寄贈目録が手渡されました。「マスクが少しでも役立つことを願っています」と述べられた三木社長に、筒井事務局長は深い感謝の意を表されました。「今なお消耗品の入手は容易ではなく、大変にありがたく感じます。」

アルコール消毒液は、東京都内90か所を超える児童福祉施設や保護施設などで使用されます。6月18日、三木社長より東京都福祉保健局の本多由紀子指導監査部長に寄贈目録が贈呈されました。本多部長は「時宜に適った支援が本当にありがたい」と述べられました。「東京都は陽性確認者が国内で一番多く、まだこれからも予防対策に努めていかなければなりません。児童関係の施設では手指だけでなく、遊具や家具などの消毒に必要なアルコール消毒液ですが、価格が高く入手が困難な状況が続いていたため、大変に感謝しております。」

世界中の人々を不安と悲しみに陥れた新型コロナウイルス。私たちができることはわずかかもしれませんが、FIDRはご支援いただく皆様と力を合わせてこの困難を乗り越える働きの一端を支えてまいります。

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5月28日(木)、都立墨東病院にてマスク寄贈の目録を贈呈しました。
右から、墨東病院筒井事務局長、ミヨシ油脂(株)三木社長、FIDR岡田事務局長

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6月18日(木)、東京都庁にて、アルコール消毒液寄贈の目録を贈呈し、都内福祉施設の現状を伺いました

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東京都内の児童福祉施設で役立てられることになったアルコール消毒液(352缶)

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