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「NGO連携無償資金協力」署名式典―カンボジア北東部で適切な外科診療を受けられる体制を作ります!

2月17日、在カンボジア日本国大使館にて、外務省による日本NGO連携無償資金協力(N連)の贈与契約署名式典が執り行われ、植野篤志・駐カンボジア日本国特命全権大使と佐伯風土・FIDRカンボジア事務所長が署名を交わしました。本契約により、クラチェ州で実施中の小児外科支援の取り組みが「カンボジア北東部における外科診療の拡充事業」(実施期間:2026年3月1日~2027年2月28日)として承認され、316,484米ドル(約4,747万円)の実施予算が贈与されることになりました。

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署名式典での記念集合写真

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活動を説明する様子
(左からクラチェ州病院副院長、植野篤志大使、森島職員、クラチェ州保健局副局長)

FIDRはカンボジア北東部に住む人々が迅速かつ適切な外科治療を受けられるよう、クラチェ州病院や州内の保健センターを中心に医療スタッフのスキル向上と医療機関間の連携強化に取り組んできました。2024年から同資金協力を受けて活動しており、3年連続の採択となります。

 

今回の取り組みは、北東部地域医療の核となるクラチェ州内の外科診療体制の基盤を強化し、次段階へと発展させるための重要な一歩と位置付けています。医療機関に加え、保健ボランティアや住民とも協力しながら、主に2つの活動に取り組みます。

 

①地域における外科診療強化

住民にとってより身近な保健センターのスタッフや保健ボランティアが、研修を通じて外科疾患についての知識を身に付け、病院受診から治療・回復、さらには再診に至るまで、適時適切な指導・対応ができるよう、コミュニティでの啓発活動をします。また、州内の医療機関同士の連携を強化し、手術が必要な患者をクラチェ州病院へ紹介・搬送するリファラル体制を定着させます。さらに、クラチェ州病院と近隣の州病院とのつながりを強化し、互いに学び合い連携できる仕組みを作ります。

 

②病院における外科診療の質の向上

医師や看護師に対して、外科診療の知識やスキル向上のための研修を行います。さらに、患者にとって安心で過ごしやすい病院にするため、患者に寄り添ったサービスの提供や、医療事故防止のための徹底した安全対策・衛生管理を目指します。また、Cアーム(移動型X線透視装置)を手術室に取り入れ、患者の身体への負担が少ない手術をできるようにします。

 

本事業は日本政府の支援のもと引き続き実施されます。より質の高い医療サービスを提供するために工夫や努力を積み重ねてきた医療施設のスタッフや私たちにとって、さらなる励みとなります。FIDRは今まで培ってきた現地の人々との繋がりを大切にしながら、活動を続けてまいります。

 

署名式の様子は現地の新聞やニュースなどで報道されました。下記のリンクからご覧いただけます。

 

■カンボジアエクスプレスニュース(英語)(現地メディア)

https://www.facebook.com/share/p/18CA2r1sYb/?mibextid=wwXIfr

 

■クメールタイムズ(英語)(現地メディア)

https://www.khmertimeskh.com/501847303/japan-grants-over-316000-for-surgical-care-in-kratie/ 

 

■在カンボジア日本国大使館(日本語)

https://www.kh.emb-japan.go.jp/files/100980000.pdf 

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