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ベトナム駐在スタッフが宮崎大学で講師を務めました

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6 月26 日、ベトナム事務所長の大槻が、宮崎大学地域資源創生学部の講義にて「異文化体験と国際協力」をテーマにお話しさせていただきました。

 講義の前半は、まず、国際協力とはどのような仕事なのか、活動内容や実施機関、現地で働く人々の姿など、具体的なイメージを共有できるようお話ししました。次に、定められた期間内に目標を達成し、成果を上げるための「プロジェクト計画」の立案について説明し、計画立案にあたっては、対象地域とそこに暮らす人々について知ることがとても重要であることをお伝えしました。これを踏まえ、学生の皆さんには、自分の街(宮崎県もしくは宮崎市)を事例に、現地で実践している手法を用いてプロジェクト計画作りを体験していただきました。一つめの手法は「街が抱える課題を抽出する手法」、二つめは、「より暮らしやすくなる街にするためにどう取り組むかという目標設定の手法」です。

 後半は、FIDR がベトナム中部山岳地で実施している「ナムザン郡地域活性化支援プロジェクト」を事例に、体験していただいた2つの手法をFIDR はどう実践しているかを説明しました。FIDR は、プロジェクトの対象地域に暮らす少数民族の人々を、まず、よく知ることから始め、その地域の資源や後世に伝えるべき彼らの伝統文化とは何かを、彼らと共有し、彼ら自身がそれらを発展させていく取り組みに繋げています。

 講義に出席した皆さんからは、「国際協力は遠いものだと思っていましたが、身近に感じることができました」、「国際協力の現場で使われている手法で、自分の県を分析し、とてもためになった。また、面白かった」との感想をいただきました。

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