プロジェクト地で様々な研修が行われました
1月、本プロジェクト地では篤農家の人たちに向けて様々な研修が行われました。
9日から12日にかけて家庭菜園研修が行われ、野菜栽培技術、堆肥や植物性農薬の作り方、乾季の野菜栽培方法などについて学びました。得られる知識が多いということもあり、研修には篤農家以外の近隣に暮らす農家も集まりました。特に堆肥(液体堆肥、乾燥堆肥)や植物性の農薬技術については参加者の関心が高く、熱心に受講される参加者の姿に、講師をされた州農林水産局の方も感銘を受けていました。
また、2日から5日には養鶏視察研修が行われ、前フェーズの養鶏実践農家を訪問し、鶏舎の設置方法や世話の仕方などに対して理解を深めました。
「以前は知識や経験があまりなく、養鶏に関心が低かったが、FIDRのプロジェクトに参加してからは鶏の飼育方法をはっきり理解することができた。今は家庭でも養鶏に力を注ぎ、鶏も増やすことができています。」
そのように話す養鶏実践農家たちの経験を見聞きする中で、参加した篤農家は「自分たちにもできるかもしれない」と自信をつけた様子でした。
昨年より新たなフィールドで活動している当プロジェクト。FIDRは多くの研修を通して農民のやる気を後押しし、良い成果が生まれるように引き続きサポートしていきます。