カンボジアのNGOネットワーク団体がFIDRを訪問
2月9日、カンボジアのNGOネットワーク団体であるCCC (Cooperation Committee for Cambodia)の事務局スタッフ5名がFIDRの東京事務所を訪問し、意見交換を行いました。
CCCはカンボジアで活動する国際NGOおよび現地NGO、計150団体以上が会員となっている協議・連絡組織で、諸NGOが公正な役割を果たすための助言や、カンボジア政府との調整なども行います。FIDRも2000年から会員となっています。今回CCCの5名は、日本側のNGOネットワークを代表するJANIC(国際協力NGOセンター)の協力により、2月4日から1週間の日程で、日本のNGOの組織力や、アカウンタビリティーの先進事例を学ぶことを目的に来日されました。
CCCは、カンボジアで活動する日本のNGOの代表的な存在としてFIDRへの訪問を強く希望されました。当日は岡田事務局長をはじめ職員が、会費や寄付の募り方、市民参加の促し方などについて詳しく説明しました。
近年経済成長がみられるカンボジアですが、同国の企業からの協力促進がCCCの課題となっており、今回の来訪では、多くの法人賛助会員を有するFIDRの仕組みと、それが現地での息の長い支援を可能にしていることが大いに参考になったようです。