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農家からの要請を受け、養豚の研修を始めました

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営農の多様化を目指し、当プロジェクトではこれまで養鶏や家庭菜園の導入を推進してきました。今年度からは、農家からの要請を受けて、新たに養豚の研修を導入しています。

どうして農家の人たちは養豚に興味をもったのでしょうか?

それは、豚は年二回の出産で平均20頭以上の子豚を産み、子豚は一頭あたり約50ドル、成豚になると約150ドルほどで市場に売ることができるからです。平均世帯年収が約250ドル*と平均収入の低いこの地域で定期的にこの金額を得ることができれば、各世帯の収入に大きな影響をもたらします。事業対象地域でも、近年自主的に養豚を試みる農家が増えていました。

しかしその一方で、養豚に関する知識や技術はほとんどなく、養豚を新たな収入源として軌道にのせることができる農家はほんの一部でした。

要請を受けて、FIDRでは養豚に関心のある篤農家(意欲的に農業に取り組む人たち)を各村から3名ずつ選び、郡農業局の協力のもと、8月より養豚技術研修を開始しました。

研修は3日間にわたり行われ、39村のプロジェクト対象地から各村の村長及び3名の篤農家が参加しました。養豚経験のある篤農家に経験を共有してもらいながら、豚舎の設置方法、餌の作り方、人工繁殖技術、豚の病気の予防及び治療について等を、グループディスカッションを交えながら学びました。講師を務めた郡農業局局員からは「これほど積極的に質問が飛び交う研修はめずらしい」という声が聞かれたほど、参加した篤農家らの養豚への意欲と大きな期待が現れた研修となりました。

このような篤農家向けの養豚研修は今年度3回実施予定です。参加した篤農家たちには研修において学んだ技術を自身で活用してもらうと同時に、各村の農家たちへ向けた研修の際には講師補佐役になってもらいます。

養豚への取り組みはまだスタートを切ったばかり。やる気のある篤農家たちの背中を押せるよう、引き続き研修を行っていきます。

*2011年 ベースライン調査より

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