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地域の看護師を対象に講習会を開催

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8月1日にクラチェ州保健局にて、地域保健センターの看護師40名を対象に、基礎小児外科講習会を開催しました。クラチェ州の地方病院には、FIDRの支援により首都プノンペンの国立小児病院で小児外科研修を受けた外科医2名が勤務しています。今回の講習会開催は、多くの子どもの患者が地方病院に訪れるように宣伝する狙いがあります。小児科医や産婦人科医のいないカンボジアの地方では、出産直後の乳幼児の健康をチェックするのは村の看護師です。しかし、看護師の知識の不足から、緊急性の高い疾患でも異常を見分けることが出来ず、多くの子どもたちが病院に運ばれずに亡くなっています。そこで講習会では、乳幼児の先天性奇形の見分け方と地方病院に迅速に搬送する重要性を看護師たちに伝えました。
FIDRによる地方講習会は今回が3回目となります。受講者全員を対象に実施した事後テストの結果から、十分に講習内容を理解したことが認められました。過去2回と同様に、今回も村から地方病院への子どもの患者の照会・搬送件数が大幅に増加することが期待されます。

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