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アンコール小児病院研修のその後

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FIDRが支援する国立小児病院(NPH)の外科の看護師たちを対象に、昨年11月から今年1月末までアンコール小児病院(以下AHC)で院外研修を行いました。新しいことに触れ、同じカンボジア人のAHCの看護師からたくさんの刺激を受けた研修から、早くも半年が過ぎました。

自らの仕事の向上への思いが冷めぬうちに、学んだことを皆で復習しようと、手術棟看護師は5月に、外科看護師は7月に集中トレーニングをNPHで実施しました。
トレーニングは、AHCで学んだ「緊急時の対応」「手術前後の看護」、そして大きな課題だった「外科病棟と手術棟との連携」などを、どう日常業務の中で改善していくかを自分たちで考えるもので、研修を受けた看護師全員が、責任を持って資料作りから講義までをすべて担当しました。
パソコンに不慣れな看護師もいるため、まずその操作の仕方から教え合い、資料作りにも手を抜かなかったこと、今まで見過ごしてきた問題点をこの機会に解決したいと、トレーニングの時間を延長してとことん話し合ったことなど、彼らの姿は今までとは違って見えました。

実は、今までNPH外科の看護師たちが自主的に物事を計画し、実行しようという意識はほとんどなかったのです。今回は彼らの意欲が本物であり、自分たちの業務を変えたい!という強い思いがあることが、はっきりと見て取れました。私も彼らの後押しができるように、このトレーニングをバネに、一緒に業務改善を目指したいと思っています!

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