ベトナム中部豪雨緊急援助(2025~2026)
ベトナム中部は10月下旬から台風、豪雨による災害に見舞われました。大型台風24号はベトナム上陸前に熱帯低気圧となったものの、10月24日から1週間以上にわたり集中豪雨をもたらしました。この影響で、広範な地域で河川の氾濫や土砂崩れが発生しました。山岳地ではダムの決壊と水力発電所の損壊を防ぐため、ダムからの放水がなされ、はなはだしい洪水と土砂災害となりました。さらに、フィリピンで猛威を振るった台風25号が11月6日と7日にベトナム中部も襲い、再び甚大な被害を引き起こしました。

土砂崩れによって崩落した道路

洪水によって一面が水に覆われた村

川の氾濫により危険な状態にある家屋

土砂崩れで倒壊した家屋
被災規模はFIDR事務所があるダナン市内だけでも8万世帯に上り、中部地域全体では12万世帯以上と伝えられています。FIDRが長年にわたりプロジェクトを実施しているダナン市(旧クァンナム省)山間地域においては、多くの集落が孤立し、避難生活を送る住民は支援を待っている状況でした。

住民の方々は自宅に入り込んだ土砂の掻き出しに追われました

簡易船で避難場所へ移動する住民

避難のための道中も、住民の方々は困難にさらされました

避難場所で過ごす住民の方々
FIDRは、ダナン市外務局および被災社行政からの強い緊急支援要請を受け、被災者の生活再建に向けた第一歩として、緊急支援を迅速に実施することとしました。緊急支援にあたっては、日本の個人・企業の皆さまからのご支援・ご協力をいただきながら、現地関係機関と連携して進めました。
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支援対象 |
対象者 | 支援内容 |
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ダナン市チャダック社、チャーミー社およびチャタン社など合計15社 |
約1,200世帯 |
・寝具や簡易ライトなどの必要備品 ・石鹸、洗剤、油などの生活衛生用品 ・フィッシュ缶、ソーセージなどの缶食品 ・生活費($20/世帯) |
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社行政 |
10自治体(5社、5村) |
・スコップ、ライフジャケット、カンバスシート、ライトなどの復旧作業に係る用具・資材 |
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支援の様子は活動レポートにてご報告いたします。