石川県珠洲市で大谷康子さんクリスマスコンサートを開催しました
12月22日、FIDRが能登半島地震緊急・復興援助をおこなう石川県珠洲市の市立飯田小学校で、ヴァイオリン奏者の大谷康子さんとピアノ奏者の小山さゆりさんによる、クリスマスコンサートを開催しました。
震災発生から2年近くが経ちましたが、今も珠洲市では復興の道半ばとなっています。さらに、半島の先端に位置するために、一流の芸術に触れる機会が都市部に比べて少なくなってしまうことが懸念されていました。
FIDRは珠洲市に暮らしている子どもたちや仮設住宅の方々にぜひとも音楽を通じて励みとなるひとときを届けたいと考えました。そこで、これまでにチャリティー・コンサートなどでFIDRが親しくさせていただいている大谷康子さんにご相談しましたところ、ご快諾をいただき、飯田小学校でのクリスマスコンサートとして実現する運びとなりました。
大谷康子さんは、2025年にデビュー50周年を迎え、テレビ番組「おんがく交差点」の出演をはじめ国内外で活躍を続けていらっしゃる、日本を代表するヴァイオリニストです。学校や福祉施設などでの演奏も精力的に取り組まれ、音楽の力で多くの人々に感動と元気を届けておられます。

当日は悪天候が予想されましたが、晴れ間がのぞき、寒いながらも同校と他の2小学校の児童・教員、仮設住宅にお住いの方々、障害福祉施設の入所者など、約160名の方々が集まってくださいました。一流の演奏家であるお二人によって、来場者の皆さんに馴染み深いクリスマスソングやアニメソング、映画音楽、クラシック楽曲が次々と披露され、手拍子をたたいたり、一緒に歌ったりして、美しく楽しい音楽のひとときを過ごしてもらうことができました。大谷さんがモンティ作曲「チャルダーシュ」を演奏しながら会場内を歩いて回ると、間近でストラディヴァリウスが奏でる音色をこころゆくまで楽しんでいました。

終演後は子どもも大人も口々に「きれいな音がとても良かった」「こんなに近くで演奏を聴くことができて感動した」と余韻に浸りながら会場を後にされました
大谷さん、小山さん、来場者の皆さん、ありがとうございました。