ミヨシ油脂株式会社様においてオンライン活動報告会を開催しました
12月10日、ミヨシ油脂株式会社様へFIDRの活動報告会をオンラインにて開催しました。同社にはFIDR設立当初より法人賛助会員として、また多くの社員の皆様に個人賛助会員としてご支援をいただいています。今回の報告会には、55名の社員の皆様がご参加くださいました。
報告会では、ネパール事務所の杉田所長と中継をつなぎ、ネパールの生活や文化をご紹介するとともに、現在山岳地でおこなっている地域総合開発プロジェクトの活動内容や成果をご報告しました。
同社は3年前、プロジェクト地で欠かせないバイク購入のためにご寄付をくださっています。今回の報告会では、現地スタッフがこのバイクのおかげで、舗装されていない急な坂道を通り、いくつもの山や尾根に点在する集落を巡ることが叶っている様子もお伝えすることができました。

活動について発表する杉田所長
質疑応答では、「多民族国家であることで、意見のすれ違いなど対立することはあるのか」「ネパールの都市部と農村部で、一番大きな違いを感じたのはどの点か」など、様々なご質問をお寄せいただきました。
また、終了後のアンケートでは、「ネパールの人々に寄り添って活動していると感じました」「(支援する側・される側という立場は)容易に上下関係が生まれてしまう状況であるため、(対等な立場でいられるよう)十分にケアしつつ活動されていることに感銘をうけました」といったご感想をいただき、支援内容そのものだけでなく、支援する姿勢にもご共感をいただくことができました。

参加者の皆さんと記念撮影
ミヨシ油脂株式会社の皆さん、ご参加いただきありがとうございました。