対面イベント「カンボジア北東部で、子どもたちの健康を守るために ~クラチェ州で広げる小児外科医療へのアクセス~」を開催しました
2025年11月14日(金)、東京都千代田区において「カンボジア北東部で、子どもたちの健康を守るために ~クラチェ州で広げる小児外科医療へのアクセス~」を開催し、17名がご参加くださいました。
FIDRはカンボジアで30年近く小児外科医療の支援に取り組んでおり、現在は北東部クラチェ州を拠点に、診療技術の向上とともに、住民への啓発活動に力を入れています。今回、この小児外科支援プロジェクトのマネージャーを務める森島と、プロジェクト・ファシリテーターのコリアンがカンボジアから来日し、カンボジア地方の衛生状況や、現在行う活動について報告しました。
報告会では、カンボジアやクラチェ州の生活・文化、小児外科支援プロジェクトの歴史的背景や課題、FIDRの活動とその成果についてお話しました。

自身がカンボジアで生活してみて驚いたことを話す、駐在員の森島職員(中央)

活動について熱意を込めて報告する、カンボジア人スタッフのコリアン(右)
参加者からは、FIDRの活動拠点であるクラチェ州病院の受診率の変化、森島・コリアンが活動の中で嬉しいと感じたこと、将来現地がどのような変化を遂げて欲しいか、など様々な角度から質問をお寄せいただきました。
イベント終了後には、「地域医療センターへのトレーニングや地域住民への啓蒙活動、病院施設への人や機材の支援など、多岐にわたる活動に深く感銘を受けました」「スタッフの皆さんがとても熱意を持って活動されているのがよく伝わりました」といったご感想をいただきました。
なお当日は、現地で活動に参画くださった海外協力隊やインターンの方々も駆けつけてくださり、森島・コリアンにとってうれしい再会の場ともなりました。
ご参加くださった皆さん、ありがとうございました!

イベント終了後、参加者の皆さんと記念撮影