珠洲市にオンライン合同授業のための機材を支援します
FIDRは石川県珠洲市の小中学校11校がオンラインで合同授業をおこなうために必要な機材の配備を支援します。
珠洲市では、他の多くの自治体と同じく人口の減少が課題となっていましたが、震災でさらに拍車がかかってしまうことが懸念されています。
それは地域の明日を担う子どもたちの学びにも影響しています。珠洲市の小学校、中学校では1学級あたりの児童生徒数は極めて少なく、授業でクラスメートと話し合って考えたり、成果を発表し合ったりすることが難しいのです。
しかし、市内の学校をオンラインでつないで授業をすれば、多くのクラスメートと一緒に学ぶ環境が実現し、学習における気づきや励みが得られ、学びの質も高まるはずです。
珠洲市は、これを2学期から開始するべく、各校に大型テレビやマイク、スピーカーなどの機材の配備を計画。FIDRに支援の要請を寄せられました。
子どもたちが質の高い教育を受けられる学校が存在することは、人口の減少を押しとどめ、震災からの復興を着実に前進させるものとFIDRは考え、珠洲市の計画に協力させていただくこととしました。
7月24日に泉谷満寿裕市長に本件の支援表明の目録を贈呈いたしました。
市長からは、今回の支援を含め、昨年からFIDRが珠洲市にて携わらせていただいた支援に対し、感謝の意が表されました。
FIDR常務理事・岡田(左)と泉谷満寿裕珠洲市長(右)
泉谷市長よりいただいた感謝状
FIDRはこれからも、珠洲市の復旧・復興を後押しする支援に努めてまいります。