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ミヨシ油脂株式会社様にて、FIDRの活動報告会を開催しました

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ご参加くださったミヨシ油脂株式会社の社員の皆様

10月17日、ミヨシ油脂株式会社様にて、FIDRの活動報告会を開催しました。
同社には1990年のFIDR設立時より法人賛助会員として、また、多くの社員の皆様に個人賛助会員としてもお支えいただいています。

報告会には会場・オンラインをあわせて65名近くの社員の皆様がご参加くださり、カンボジアに駐在し小児外科支援プロジェクトのマネージャーを務めるアリウンと、現地スタッフのキムラタナ職員より、同プロジェクトの活動進捗とこれまでの成果をお伝えしました。
キムラタナ職員からは、元看護師という経験も踏まえて、カンボジア北東部の医療事情や活動拠点のクラチェ州病院が抱えていた課題についてお話しました。アリウン職員からは、北東部の子どもたちが適切な外科治療を受けられるよう、FIDRが6年間行ってきた取り組みと、その成果についてお伝えしました。

今回初めて来日したキムラタナ職員の、「私が日本にきて一番感動した食べ物は何でしょう?」というクイズから始まった報告会は、終始和やかなムードで、社員の皆様は熱心に耳を傾けてくださいました。
質疑応答では「今後はどのような病院像を目指すのか?」「この活動をさらに広げるために、いま一番必要としているものは何か?」「衛生意識の改善で苦労したことは?」など、社員の皆様から活発なご質問をいただきました。
キムラタナ職員からも、社員の皆様へ「カンボジアというと何をイメージされますか?」と問いかけ、「アンコールワットなど世界遺産が沢山ある印象です」とお答えをいただくなど、貴重な交流の時間となりました。
報告会終了後には、「カンボジアで働く方たちの生の声を聞くことができたというのが一番良かったです。一人でも多くの子どもたちをケガや命の危険から守りたいという思いが伝わってきました。そんな使命感を持ったお二人がとても輝いて見えましたし、素敵でした。これからも出来る限り協力できればという思いになりました。」など、嬉しいお声をいただきました。

普段はカンボジア事務所で活動する現地スタッフが、ご支援企業の皆様と対面で活動をご報告させていただく機会はそうありません。今回、ミヨシ油脂株式会社様にて、直接ご支援の成果をお伝えし、社員の皆様と交流できたことは、現地スタッフにとって大きな刺激、喜びとなりました。これからも支援者の皆様の想いとともに、現地で、子どもたちが適切な外科治療を受けられるようになるための活動に取り組んでまいります。

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登壇したアリウン職員(左)とキムラタナ職員(右)

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アリウン職員とキムラタナ職員の発表に、皆様は熱心に耳を傾けてくださいました

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