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アンコール子ども病院での研修が始まりました!

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9月の記事で紹介した「ふたつの病棟の看護婦たち」の院外研修が11月4日からアンコール子ども病院で始まりました。

アンコール子ども病院は、世界遺産であるアンコール遺跡群のひとつ、アンコールワットがあることで有名な街、シエムリアップ市にあります。
私も4月に一度この病院を訪問しましたが、国立小児病院の看護師たちが目指しているものを、アンコール子ども病院の看護師たちはたくさん持っていることに驚きました。それは技術や知識だけではなく、看護師の「看護」に対する姿勢、医師と看護師の関係や外科看護師と手術室看護師との連携についての意識などです。
日本人の私が教えるべきことと、教えることができるものがありますが、「同じカンボジア人の看護師」として、彼らから刺激を受け、学べることもたくさんあり、またその方が効果的なときもあると思い、教育担当者の話し合いを重ね、今回の研修を計画しました。

「緊急看護」「集中治療看護」「手術室看護師と外科看護師の連携の仕方」が今回の主なトピックです。病棟看護師と手術部門看護師の計4グループの合同研修となっています。
1グループ目の研修の初日にはマネージャーの川村、看護師活動をサポートしているプロジェクトファシリテーターのキムロン、2グループ目の初日にはカンボジア事務所長の高橋も一緒に参加しました。

みんなが期待しているこの研修、私も彼らと共に2週間過ごし、研修や現地での生活のサポートに努めています。普段コミュニケーションを取る機会の少ない双方の看護師がこの研修で良い関係が作れるようにと、一緒のホテル、ご飯も一緒、そしてアンコール遺跡への観光も一緒に行く計画を立てています。
たくさんの共有できる経験と楽しい思い出を作ることが出来たらいいと思っています。次回は研修の様子についてレポートしたいと思います!お楽しみに!

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