FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

プロジェクトの今 - コンポンチュナン州農村開発

2019年12月20日

カンボジア「栄養の日」イベントに参加しました!

カンボジア「栄養の日」イベントに参加しました!

11月25日、首都プノンペンにおいて、第6回カンボジア「栄養の日」イベントが開催され、カンボジア事務所からは、コンポンチュナン州農村開発プロジェクト及び栄養教育普及プロジェクトのスタッフが参加しました。

このイベントは、2014年よりカンボジア政府に属する農業・農村開発評議会が中心となって始まったもので、今年のテーマは「母乳」です。母乳は、子どもの健康的な成長及び発達、さらには国の社会開発・経済成長においても重要な役割を担うとして、副首相や援助機関の代表者らが「母乳育児の推進を含め、栄養改善に対する取り組みを今後さらに加速させていく」と宣言しました。

式典会場近くのホールでは、栄養に関する取り組みを行っている国際機関やNGO、企業等がブースを出展しました。FIDRのブースでは、コンポンチュナン州農村開発プロジェクトのバンナ職員が中心となり、当プロジェクトの活動内容を紹介するとともに、栄養についての啓発活動を行いました。三色食品群をイメージした衣装をまとったFIDR職員が簡単な「栄養クイズ」を出題、来場者の高い関心を集めました。

また、コンポンチュナン州からはプロジェクトに関わる州・郡・地区のカウンターパート総勢20名も参加しました。「栄養改善は国が一丸となって取り組んでいる課題だということを改めて認識できた」、「いま自分たちがコミュニティでやっていることは正しいのだと誇りに思えた。これからもコミュニティの栄養改善のために頑張っていきたい」といった声が聞かれ、プロジェクトが掲げる「乳幼児の栄養改善」というゴール達成に向けて、改めて一致団結する機会となりました。

2019年07月09日

農家から農家へつながる「自信」

農家から農家へつながる「自信」

1月に当プロジェクトの対象地に加わった7村の篤農家32人が、既にFIDRの支援を受けながら養鶏を営んでいる他村の「先輩農家」を視察しました。

暑い日差しが照りつける中、あるグループが訪れたのはサヴォーンさん。以前から養鶏を営んでいたものの、2017年にFIDRの研修に参加するまで知識も技術もなく、収入は多くありませんでした。研修参加後に養鶏を軌道に乗せたサヴォーンさんの家には、現在広くて立派な鶏舎があり、大きな自宅も建設中です。

「学んだ技術を実践したら鶏の状態が良くなり、高く売れるようになって、家を建てる決心がつくまでに収入が増えたんだ!」

力強いサヴォーンさんの話に農家たちは引き込まれ、どんどん目が真剣になっていきました。「病気はどう予防するの」「雛と親鶏の餌はどうして違うの」などの質問に、サヴォーンさんは一つひとつ丁寧に答えました。

こうした地区を超えた農家同士の学び合いにより、知識や技術が広がり、農家から農家へ"自分たちにもできる"という自信がつながっていきます。これからどんな変化が起こるのか、楽しみです。

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