「ツナグプロジェクト」の3年間 ~ニッシントーア・岩尾株式会社様が現地を訪問~
コンポンレーン郡農村開発プロジェクトでは、生計向上と子どもの栄養改善を目的として、地元産の燻製魚や野菜を使った「ふりかけ」を開発し、その生産・普及を促進する取り組みを「ツナグプロジェクト」と銘打って、ニッシントーア・岩尾株式会社様(以下NTI社)と協働で実施しています。
ツナグプロジェクトは2023年度から3か年の計画でスタート。当時NTI社での担当社員であった長谷川大様、神成領治様のお二人は、たびたび現地に足を運んでくださり、持ち前のアイディアと熱意がFIDRの働きと相乗効果を生んできました。企業と国際協力NGOとのユニークなコラボレーションがカンボジアの農村で実現しています。
去る3月20から24日にかけて、NTI社のお二人が再びプロジェクト地を訪れてくださいました。ふりかけが導入された学校給食や、生産者が自発的に開発した新たな風味のふりかけをご覧になり、コンポンレーン郡の人々の積極的な取り組みに感心されていました。

新たな風味のふりかけを開発した生産者との記念撮影

ふりかけが導入された学校給食を見学
今回の来訪期間中には、2025年度のコンポンレーン郡農村開発プロジェクトを総括する会合がありました。コンポンチュナン州副知事をはじめ多くの行政関係者や学校教員、ふりかけ生産者が集まり、当年度の成果を報告し、さらに2026年度の目標を共有しました。ツナグプロジェクトが3年間の期間を満了する節目にあたったことから、ワークショップの最後には、コンポンチュナン州からNTI社のお二人に感謝状が贈られました。

コンポンチュナン州副知事から感謝状が贈呈された長谷川様(左)・神成様(右)
今回のNTI社の来訪は、商社として蓄積されたノウハウを生かして協働してくださった3年間の取り組みを改めて振り返るとともに、ふりかけ生産の現在の課題や今後の展望を一緒に確認していただく貴重な機会となりました。
FIDRはこれからも、コンポンレーン郡に住む人々、そしてNTI社とともに、「ツナグプロジェクト」をさらに発展させ、同郡の人々の暮らしがより良くなるよう、努めてまいります。