外務省発行のパンフレットにFIDRの小児外科診療体制強化事業が紹介されました
このたび、外務省が発行した『国際協力とNGO-外務省と日本のNGOのパートナーシップ』(2025年3月発行/日本語版・英語版)に、FIDRのカンボジアでの取り組みが紹介されました(19頁/日本語版)。
紹介されたのは、2018年度に「日本NGO連携無償資金協力(N連)」として採択された「カンボジア・クラチェ州における小児外科診療体制強化事業」です。この活動は、カンボジア小児外科支援プロジェクトの一環として、2019年から2023年にかけて、クラチェ州病院での外科病棟建設、診療機材の配備、医師や職員への研修を通じて、地域の子どもたちの健康増進を目指したものです。
『国際協力とNGO』パンフレットでは、NGOと外務省との連携のしくみや、外務省が提供する支援制度が紹介されています。そのなかでもN連は開発途上国で活動するNGOを資金の面から支える重要な制度です。毎年約100案件が採択されるなかで、今回、FIDRのカンボジアでの取り組みが紹介されたことは、私たちにとって非常に励みとなり、今後の活動を推進する大きな力となります(なお、FIDRは、2025年3月から新たなN連の枠組みで小児外科支援プロジェクトを進めています。またネパール地域総合開発プロジェクトでも、2023年3月からN連の支援を受けています)。
またNGO側連携推進委員として、NGOと外務省の対話枠組みに関する今西浩明事務局長のコメントも紹介されています(17頁/日本語版)。ぜひこちらもあわせてご覧ください。