FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

プロジェクトの今 - コントゥム省子どもの栄養改善

2017年03月03日

情報は宝なり

情報は宝なり

コントゥム省で展開している「子どもの栄養改善プロジェクト」。活動を進めていくうちに対象地域外からも「うちでもやってほしい」という声がかかるようになり、調査などでスタッフが様々な村を訪れる機会が増えました。その中で発見したことについてご紹介します。

X村は主要な道路からも遠く地理的に孤立しており、行政からの情報やサービスが比較的行き届かないところです。この村を訪れたときに、スタッフはあることに気づきました。

「他の地域より元気な子どもたちが多い!」

子どもの栄養不良率が高い原因のひとつは、必要な情報がお母さん達に届いていないことがあるとされています。そのため、本プロジェクトでも、お母さん達が地域にある保健センターを活用するようにキャンペーンを実施したり、日本でいう民生委員のような地域のリーダー的お母さんとつないだりして、必要な情報が必要な人に届くようなしくみづくりに取り組んでおり、成果が出てきています。

「なかなか情報やサービスが得られないようなところに暮らしている村の子ども達が元気なのはなぜだろう?」スタッフが注意深くX村の生活の様子を観察していると、両親が一緒に子どもの世話をしているだけではなく、栄養価の高いおかゆを作ったり、病気になると適切な薬を与えたりしているのです!そして、各家庭が村の保健センターをよく活用し、的確な指導を受けていることがわかりました。

「情報は宝なり」。孤立した村でも、このように必要な情報に届く環境が、子ども達が元気に育っている大きな要因だとわかり、私たちの活動への自信にもつながりました。

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