FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

栄養

世界の問題―健康の源である栄養を十分にとることができない

地球上で、5歳未満の子どもの死亡は、その3分の1以上は栄養不良が原因であるといわれています。栄養不良といっても、必ずしも食べるものがなく、やせ細った状態になるとは限りません。一定量を食べてはいても、栄養のバランスが極度に悪いために、体の抵抗力が弱く、病気にかかりやすく、治りにくいために、命を落としてしまうことが多いのです。

バランスのとれた栄養をとることは、世界各国で大切な問題となっていますが、とりわけ開発途上国では、経済的な事情や人々の知識不足などが原因で、食事に大きな偏りがあるケースが少なくありません。

成長期にある子どもが十分な栄養をとることができないと、標準的な体重や身長を大きく下回り、身体能力や学習能力にも影響が生じます。また、お母さんの栄養が不十分であると、出産や育児に大きな困難が伴います。

低身長の5歳未満児の割合と人数

低体重の5歳未満児の割合と人数

(データソース:UNICEF, WHO, World Bank (2012), Levels & Trends in Child Malnutrition)

おもな原因

・人々が栄養に関する知識をもっていないために、子どもにふさわしい食事を用意できない。
・栄養に関する指導をする人材や教育の場がない。
・経済的な事情から、バランスの取れた食事ができない。
・地域の農作物が単一化(=モノカルチャー)しているために、容易に入手できる食材にバラエティーがない。
など

過去のプロジェクト

・ロレイアッピア州農村開発(カンボジア)
国立小児病院給食支援(カンボジア)