FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

産業育成

世界の問題―経済的・社会的に弱い立場から抜け出すことができない人々や地域が存在

近年、アジアや中南米の開発途上国には着実に経済成長を遂げている国があらわれてきました。中には、開発途上国というカテゴリーから脱する国もあります。しかしながら、国全体での経済成長の陰で、国内の貧富の格差が広がっているところも少なくありません。富裕層や都市部の中流階級はさらに豊かになる一方で、貧困層の生活水準はほとんど変わらない、もしくは悪化するという状況にあります。

国内の最裕福層10%と最貧層10%の平均所得の格差の度合い

(データソース:UNDP, Human Development Report 2007/2008)

こうした格差の影響を受けやすい人々は、地方の住民、女性、少数民族、被差別階層などです。政策として国の経済成長を優先する一方で、社会的に弱い立場にある人々を守る法律や施策が遅れがちになることも大きな要因です。とりわけ、貧困層の女性は社会的に抑圧された立場におかれ、自立への糸口をつかむことが難しい状態のままでいるというケースが多くあります。

おもな原因

・貧困層の人々が知識・技術を身につける機会が欠けている
・貧困層の人々の自立への意欲が抑えこまれている
・道路や通信など、地域の経済を発展させるための基盤が整っていない
・弱い立場の人々を守り、支える法律や施策が整っていない
など

過去のプロジェクト

・ベトナム少数民族手工芸支援(ベトナム)
・リエンチエウ区生計安定支援(ベトナム)
・少女保護自立支援(カンボジア)
ベトナム少数民族地域活性化のための観光開発(ベトナム)