FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

農業

世界の問題―農業で生計がなりたたず、貧困が悪化

開発途上国の貧困問題を考えるときに、農業を除外することはできません。開発途上国では、国民の大半が農村部に暮らしており、農業で暮らしをたてているからです。しかし、1世帯あたりの農業の規模は小さく、生産性も低いため、生計は都市部の住民に比べて非常に厳しい状態にあります。近年は、化学肥料や農薬を購入することで、支出が増えるばかりでなく、環境に大きな負荷をかけてしまうという問題も増えてきています。

農業人口の割合

(データソース:The World Bank)

農家の中には、自分の家族が消費するのに足る量の作物をつくることができないために食料を買う、あるいは病気になった家族を遠くの病院につれていく、などの事情で借金をするケースも少なくありません。その返済のために自分の財産である田畑や家畜を手放してしまうと、さらに貧困の度合いを増してしまうという悪循環におちいります。働き手である男性が出稼ぎに行ってしまい、農作業を女性ばかりが担うという状況も目立ってきています。

おもな原因

・農業の生産性を上げるための知識や技術を学ぶ機会がない
・かんがい設備や道路などの基盤が整っていない
・作物を適正な価格で販売する手段がない
・農家どうしの協力の体制が弱い
など

過去のプロジェクト

・タイヤン郡地域総合開発(ベトナム)
・ロレイアッピア郡農村開発(カンボジア)