FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

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2017年09月13日

カンボジアでのインターンを終えて

カンボジアでのインターンを終えて

大学で国際協力を専攻されている兵藤さんが、8月17日から2週間、FIDRカンボジア事務所でインターンをされました。感想をいただきましたのでこちらに掲載します
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兵藤花恵と申します。私は8月17日から9月1日の2週間、FIDRカンボジア事務所でインターンをさせてもらいました。はじめてのカンボジア、目に映るものすべてが新しく、日々発見の多い2週間でした。

首都プノンペンは、高層ビルやおしゃれなカフェが立ち並び、想像以上に発展していたことに驚きました。しかし露店もまだ数多く、人々に愛されており、長く続く生活文化と新しいものが融合されている街並みがとても素敵に感じました。

特に驚かされたのは、とてつもなく多いバイクの数と街のゴミの量です。トゥクトゥクには壁がなく吹きさらしになっているため、排気ガスや目に入ってくる小さなごみが時折つらく感じました。また、ゴミが街のあちらこちらに落ちていて、雨が降ると悪臭が漂います。カンボジアの更なる発展と人々の健康のためにも、環境整備を行っていく必要があることを強く感じました。

インターンは、1週間毎にプノンペン事務所、コンポンチュナン事務所で活動させてもらいました。プノンペン事務所では、Child Protection Policyの作成を始めるということで、他事務所のスタッフも全員が集まって2日間の研修が行われました。私は日本人スタッフの方々のコミュニケーションリスクに関する話し合いに参加させてもらい、普段の活動の中で子どもの権利をいかにして守るか、そのためにはどういった行動をとるべきかを話し合っているのを聞いて、勉強になるとともにスタッフの皆さんの仕事に対する熱意を強く感じました。

コンポンチュナン事務所では、主にフィールドワークを中心にさせてもらいました。印象に残っているのは複数の村の農民組合の理事の方々を集めた3日間の研修です。そこでは、農民組合の理事の方々が各々の組合が持つ強みや弱点などを話し合い、これからどうしていくべきか、自ら計画作成を行っていました。FIDRが農民組合の作成から彼らに携わり、現在の形に至るまでずっと関わりを持ち続けているということで、スタッフと理事の方たちは家族のように深い間柄でした。農民組合を持つことで、今まで疎遠だった農民同士の連携がとれるようになり、団結力が増し、交渉力が高まったことを知りました。

様々な事業は、成果が出るまで10年近く年月がかかっています。何か変革を起こすには、計画を綿密に練り、それを事業対象者に理解してもらい、彼らに継続して実行してもらう必要があること、何よりも事業対象者との信頼関係を築き上げることが重要であることに気づきました。また、事業を行う中で、計画通りに進まないことも多々ありますが、それでも根気強く、スタッフ全員で協力して事業を継続していくチーム力の大切さを感じました。

FIDRの活動が実際に成果として人々の生活に良い影響を及ぼしているという過程を見ることができたことがとても印象に残りました。スタッフのみなさん、ありがとうございました。


[写真]カンボジア事務所スタッフの皆さんとともに

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