FIDR(ファイダー)は、開発途上国の子どもたちの支援と緊急援助を行う、国際協力NGOです。

活動レポート - 広報啓発事業

2021年12月13日

「FIDR現場レポ Vol.3カンボジア小児外科支援の現場から」を開催しました

「FIDR現場レポ Vol.3カンボジア小児外科支援の現場から」を開催しました

12月11日、カンボジアと日本をつなぎ、小児外科支援プロジェクト担当のアリウン職員が登壇するオンラインイベントを行いました。活動拠点のクラチェ州病院から中継で、カンボジアの地方の医療事情や小児外科支援の取り組み、今月完成したばかりの新病棟についてお伝えしました。

まずはカンボジアの人々の生活を身近に感じられるよう、カンボジアに関する豆知識クイズや、クラチェ州の村の生活、市場、学校などの様子を動画で紹介しました。そして地方では怪我や病気をした際に適切な診療を受けるのがまだまだ難しいという現状、それに対しFIDRが行ってきた「カンボジア人が、カンボジア人を救う」ための取り組みについてお伝えしました。その1つである、「患者に優しい病院」を意識して建設された新病棟の内部を中継で紹介し、クラチェ州病院のマブ医師やマニ看護師長が、取り組みの中で起きた変化や、今後への意気込みについて語ってくれました。また、同病院で活動するJICA海外協力隊の高松看護師は、活動の中で感じたことや、今後FIDRと連携して取り組みたいことを話してくださいました。質疑応答では、クラチェ州病院でよくある症例や、現地スタッフの苦労について等の質問をいただきました。

当日は、国内外から50名の近くの方々がZOOMでご参加くださいました。なかなか見る機会のないカンボジアの病院の様子や、病院スタッフからの生の声に、「現場との中継は臨場感があり、現地スタッフや患者さんの様子がわかり、とても良かったです。」「あまり他国の医療状況に触れる機会がなかったのでとても勉強になりました。」など感想をいただきました。FIDRはこれからも、オンラインで活動地とつなぎ、プロジェクトの進捗や現地のリアルな様子を伝えるイベントを開催していきますので、お楽しみに!

2021年12月09日

宮崎大学の講義に登壇しました

宮崎大学の講義に登壇しました

11月10 日、宮崎大学地域資源創生学部の講義にて、ベトナムからオンラインでFIDRベトナム事務所の大槻所長が「異文化理解と国際協力」をテーマにお話しました。

講義の前半では、ベトナムの現状として、多民族国家であることや山岳地域に住む少数民族の暮らし、コロナ禍で政府による厳しい隔離政策の中での生活についてお話ししました。後半では、FIDR が20年以上にわたりベトナム中部山岳地で行っている地域開発プロジェクトの取り組みについて紹介しました。特に昨年から続くコロナ禍等の影響による、不確実で曖昧な状況の中における国際協力の考え方や地域開発プロジェクトのアプローチ等に関しても共有しました。

地域開発プロジェクトにおいては、コア・コンセプトでもある、足りないものをあげるのではなく、地域の強みを伸ばして、少数民族の社会参画や地域の活性化を促す、『宝さがし手法』について説明しました。また、新型コロナでこれまで以上に不確実性が高まり、移動制限もある中、NGO職員が直接現地に行かなくてもプロジェクトが進み、人々や組織が自ら動く仕組みやチームづくりや他団体との協働が大切であることをお伝えしました。

参加学生の皆さんは、地域開発に関心が高く、さまざまな視点からコメントが寄せられました。その一部をご紹介します。

主役は現地の人々
私たち先進国から来た人間が途上国に対して、一方的に知識や資金を与えるのではなく、現地の人々と対話を行いその中で自分たちの強みや資源に自分たちが気づき、やる気になった事業に対して必要な支援を行うというように、あくまでも主役は現地の人々といった考え方をうかがい知ることができました。

地域の宝を活かして
「宝物」という考え方もとても素敵だと思いました。自分の好きなもの、自分が魅力を感じているものを伝えたいという思いが根底にあるから主体性が生まれ、活動への意欲が高まっているのだとも思いました。

地域住民に平穏な暮らしを
平等や富を持っているものには分け与える役割があるという言葉は、表面的には善人のように感じられます。しかし、現地に住んでいる方々にとっては、平等を求めているのではなく、毎日をただ平穏に暮らしたいだけなのではないかと思いました。FIDRの活動によって、現地の方々は「暮らし」を続けることができると思いました。俯瞰して見た国際協力より、何気ない「暮らし」を守り続けるような活動のほうがとても価値があると感じました。

2021年11月16日

同志社女子大学でのオンラインセミナーに登壇しました

同志社女子大学でのオンラインセミナーに登壇しました

10月20日、同志社女子大学の生活科学部実践栄養学研究室の学生が中心となって企画したセミナーに、カンボジア栄養教育普及プロジェクトを率いる甲斐専門家が登壇し、FIDRが取り組んできた栄養事業や、専門家として海外で働くことについて講演しました。

前半では、現在実施している栄養教育普及プロジェクトを中心に、カンボジアの学校の様子や栄養教育の状況、これまで取り組んできたカンボジア版食生活指針の制作について、説明しました。また、後半では、日本人の専門家としての役割や業務内容など、自身のこれまでの経験などを踏まえながらお話しました。管理栄養士養成課程で学ぶ学生にとっては、日本の栄養士が海外で働くという選択肢があまり身近ではなく、イメージが沸きにくいということでしたが、セミナー後は、「管理栄養士が海外で働く際は、管理栄養士の知識の他に、その国の文化や宗教、食環境などを知ることが大切なのだと知ることができ、勉強になりました」といった声が寄せらせました。

その他にも、参加した学生からは、
「食事への考え方が日本とカンボジアで大きく異なっており、カンボジアでは思っていた以上に食育環境が整っていないことに驚きました」
「カンボジアでは食事摂取基準というもの自体が無かったので、一から調査を行って基準を作ったとのお話を聞き、皆さんが行っている取り組みについて改めてすごいなと感じました」
「今日は様々な現場で活躍されている管理栄養士さんの様子を聞くことができるので、管理栄養士の仕事に対する選択肢が増えてきました」
などの感想が寄せられました。将来、海外で活躍する日本人栄養士が、もっと増えることを期待しています。

2021年10月04日

『オンラインFIDRカフェー東京から現場をサポートするスタッフと話そう!経理スタッフ編ー』を開催しました

『オンラインFIDRカフェー東京から現場をサポートするスタッフと話そう!経理スタッフ編ー』を開催しました

10月2日に『FIDRカフェ「知ること、話すことからはじめよう、国際協力」 ー東京から現場をサポートするスタッフと話そう!?経理スタッフ編ー』をオンラインで開催しました。

当日はFIDRの経理業務を担う牧野職員が登壇し、FIDRの経理の仕事や、経理スタッフから見たFIDRの特徴、FIDR入団前に携わってきた仕事や、タンザニアでの青年海外協力隊の経験などについてお話ししました。
質疑応答コーナーでは、参加者から国際開発分野で会計担当スタッフとして働くにはどのような資格やスキルが必要かなどの質問が寄せられ、牧野さんは自分の経験を一例にお答えしました。参加者の皆様からは「登壇者が今までの経験や仕事について冷静に分析・検討して、現在の仕事にも携わっていることがすごいと思いました」等の感想をいただきました。

2021年08月13日

「ネパールの農村を守るために!FIDRのコロナ対策支援」オンラインイベント を開催しました

「ネパールの農村を守るために!FIDRのコロナ対策支援」オンラインイベント を開催しました

7月21日、日本とネパールをオンラインでつなぎ、ネパールのコロナ感染状況や、農村部でのコロナ対応の現状ついて伝えるオンラインイベントを開催し、約35名の方にご参加いただきました。

最初にネパール事務所の前田所長が、ネパール全体のコロナ感染状況やFIDRが支援する予定の農村部ついて説明しました。その後、プロジェクトマネージャーを務めるグン職員が、農村部でのコロナ対応の現状について、現地の写真を交えながら詳しく説明しました。 グン職員は、農村部の感染者隔離施設では設備や人材が足りておらず、住民は十分に治療を受けられていないこと、また、陽性者の多くが自宅で隔離生活を送らざるを得ず、マスクや消毒液等も足りていないため、家庭内での感染予防さえ難しいという現状を語りました。

参加者からは、「中身の濃いお話でした」「大変なコロナの状況下、ネパールのご紹介に感謝します」というコメントをいただきました。

本オンラインイベントに報告したネパールのコロナ感染状況及び農村部の現状はYouTubeでもご覧いただけます。
https://youtu.be/xuojzZE7qWs

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